福岡 心療内科 精神科 神経科 福岡県
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パニック障害
症状
発作性に起こる動悸、息苦しさ、
冷や汗、
無意識に起こる強い不安感
・・等々
パニック障害について
突然の地震や火事、予想しないアクシデントなどで一時的に頭が混乱し、軽いパニックになることは誰にでも起こりうる事です。
 
ところが何の原因もなく、ある日突然、激しい不安に襲われたり、胸がドキドキして動悸が激しくなったり、息が苦しくなったり、激しいめまいがするなどの発作が起こり、日常社会生活に支障をきたす状態になる事のある病気をしっていますか?
 
色々と検査を受けても異常が認められず、「性格」や「気持ちの持ち方」と思われやすく、本人自身も周囲も「病気」と気づかずに苦しむもので、「パニック障害(Panic Disorder)」といいます。
 
発病には、過労やストレスなどが強く関係していると言われており、それが引き金となり脳内の神経伝達物質のバランスが乱れて起こると考えられています。この病気に罹っている人は多くいると考えられていますが、病気に対する情報も少なく、周りの理解も得られずに苦しんでいる方がまだまだ多いのが現状です。
 
パニック発作は思いもかけないときに起こります。そのため「また発作が起こるのではないか」「怖い」「発作がきたらどうしよう」などという不安をいつも感じるようになります。この予期不安が再びパニック発作を招いてしまう事になり、繰り返してしまうようになります。
 
パニック発作は適切な治療を受けることで必ず治る病気です。早期に治療を始めるほど効果があります。適切な治療を早く受けて病気の慢性化を防ぐことが大切です。最近では、副作用の無い新しいお薬もどんどん出てきており、効果もとても優れています。治療には通常、3〜6ヶ月かかります。そして症状がなくなった後も、半年から1年はお薬を服用します。その後、半年から1年程度かけて少しづつお薬を減らしていきます。
 
いずれにしろ「必ず治る病気」ということを知っていただき、「はやく気付き」「すぐに専門医にかかる」「自分の判断で薬をやめない」が大切なポイントです。 
毎日の生活で心がけは
@ 早寝、早起きで生活リズムを規則正しく
A バランスのとれた食事を規則正しい時間に
B 過労や睡眠不足をしない
C 毎日よい運動をするなどが効果的です。
パニック障害度テスト
胸がドキドキと動悸がする。
息をするのがつらく、胸がつかえた感じがする。
めまいがしてふらつき、汗をかく。
胃の調子が悪い、吐き気がする。
手足がぶるぶると震える
とんでもないことをするのではないかと思う。
無意識に恐怖を感じてしまう。自分でなくなる。
「このままだと自分は死ぬ」と恐怖を感じる。
心臓が痛い、苦しい、圧迫される
運動もしないのに汗があふれでる
息切れ、息苦しさ、ハーハー息をする
息がつまる、窒息する
気が変になるのではないかという恐怖
体の冷感または熱感
死の恐怖
現実でない感じ、自分でない感じ
0〜6
今のところ問題ないようです。
7〜10
一度診させて頂いたほうがいいかもしれません。
11以上
パニック障害の可能性があります。
ご相談ください。
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